2016.01.22
東海の降雪が交通網を麻痺させていましたが、皆さんはいかがでしたか?
陽のあたる歯科は休診日であったため、患者様にもスタッフにも無理、迷惑が少なくて良かったとホッとしている後藤です。
さてさて、今回は『お口と体との関係』についてです。
今回は体との関係の中でも、『お口の衛生状態と体との関係』に絞って書きたいと思います。
口はいろいろなものが入ってきます。
食べ物・・・飲み物・・・空気・・・そしてバイ菌。
体にとって必要のあるものもそうでないものも入ってきます。
当然体にとって悪い物は、入れないにこしたことはありません。
寒くなるこの時期、手洗いうがいは大事ですが、もう一つ。
『お口の中も洗いましょう!』
手洗いは手についたバイ菌を口に入れないため。
うがいはお口の粘膜についたバイ菌を出すため。
でもそれだけではダメなんです。
バイ菌はお口のその他の部位にもついているので。
歯の表面などについているプラーク(歯垢)の中にもバイ菌は住み着いています。
これはうがいでは取れないんです。
歯磨きでしか無理なんです。
ちなみにお口の中が不衛生だと、次の事が起こりやすくなります。
誤嚥性肺炎
心内膜症・・・歯周病との関係
低出生胎児(早産)・・・歯周病との関係
風邪
ウイルス性感染症
主なところだとこんなところですかね。
統計的に、お口の中に汚れが多いお子さんは、風邪など、体調を崩す可能性が多いという報告もみられます。
ですので、歯磨きは虫歯予防のためだけでなく、健康な体を維持していく事においても重要な事なんですよ!
今回は、そんな『お口の衛生が、体にも影響を及ぼす事がある』という内容でした!
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