2014.05.01
今回は、この日は語りたい後藤です。
さて、5月1日は何の日でしょうか?
それぞれ特別な日であるかもしれないし、そうであるかもしれない。
僕にとっては特別な日なんです・・・
そう、20年前から。
1994年5月1日。
この日はF1ドライバーのアイルトン・セナがレース中に事故死した日なんです。
僕が高校生の時、毎回F1が開催されるときはテレビを見ていました。
5月1日もそう。
日本では日付が変わって5月2日。 僕の誕生日。
そんな日に事故が起こりました。
夜眠れなくて、朝母親に、「どうしたのっ!?」って言われたことを覚えています。
セナ34歳。
非常に早すぎる天才の死でした。
貪欲に早さを追求し、それが時にはチームメイトとも対立し ・ ・ ・
それでも勝つために最善の方法を考え、諦めない人でした。
セナを表現する単語は数多くあります。
『音速の貴公子』『セナ足』『鬼神の走り』『雨のセナ』『モナコマイスター』 ・ ・ ・
ほんとにすごいドライバーでした。
忘れもしなのが、1993年のヨーロッパGP・ドニントンパークサーキットで行われたレース。
当時のチームであるマクラーレンはホンダの撤退により非力なフォードエンジンを搭載して参戦。
ベネトンチームもフォードエンジンを搭載していましたが、マクラーレンよりも新しいタイプの物。
開幕戦から苦戦をしいられており、この第3戦ヨーロッパグランプリでも予選4番手。
決勝は雨。
雨のレースではマシンの性能の差が出にくいため、セナの活躍にみんなが期待していたと思います。
そしてレースがスタート。
すぐに5番手に落ちましたが、そこからが『雨のセナ』の『鬼神』たる走り!
スタートして、1周目のトップで帰ってきたのがセナ!
スタート直後とはいえ、1周で4台を抜くなんてほんとにありえない! それが1コーナーならまだしも、1コーナーを立ち上がった時は5番手だったのに。
興味ある方はyou Tube等で見てください。
そしてそのレース、そこからはセナの独り舞台。
レース終了時には3位以下を周回遅れにするといった状況。
ほんと凄かった。
思い出すだけで鳥肌が立ちます。
まだまだ鳥肌物のレースはたくさんあります。
1992年モナコGPでのセナ対マンセル
1991年ブラジルGPで6速しか使えない状況での母国初優勝
1984年モナコGPで非力のマシンで『雨のセナ』を知らしめたレース
1990年アメリカGPでのセナ対アレジ
なんだろう、1つ1つのレースにドラマがあるんです。 特にセナには。
現代のF1では難しいんですけどね ・ ・ ・ いろいろ変わってしまいましたので。
今日はそんな日。
Ayrton Senna Forever
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