院長コラム

歯周病 -歯周病はみよし市の陽のあたる歯科

2014.03.08

暖かくなったと思ったら、昨日は雪が舞ってました。

これが最後の寒波でしょうか?

暖かくなると雑草の除去に悩まされることが予想される後藤です。

最近、たまたま重なったのか、なぜか多い重度の歯周病の方。

歯周病は自覚症状が比較的少ない疾患です。

初期の頃は全くと言っていいほど自覚症状はありません。

「あなたの知らない間に忍び寄ってきますよ~っ!」

って、活字ではなかなか表現できませんね。

しかし、ほんと歯周病は大変なのです。

急速に進行する歯周病もありますが、ほとんどの歯周病は慢性的に、ゆっくりと進行していきます。

だから気づかない!

ばい菌による感染症は、体に抗体ができ、そのばい菌に対しての抵抗力がついていのに、歯周病菌ではそれが起きず、抵抗力がつかない状態。

だから怖いんです!

歯周病は先ほど書いたとおり、進行がすごくゆっくりな病気です。

逆に、治癒もすごくゆっくりな病気です。

我々歯科に携わる者が患者様にできることは、知識を提供し、治癒に向かうキッカケを作ることだけです。

80%以上は患者様が治す、治さなければいけない病気なんです。

毎日歯科医院に来て処置をすればより確実かもしれませんが、自分の歯磨きが不十分であれば、1度良くなったものがすぐに悪くなります。

歯周病で歯を失うことももちろんあります。

歯が無くなったところへの治療は、ブリッジ・義歯・インプラントの三つが挙げられますが、歯周病は骨が無くなる病気なので、インプラントは難しくなります。

歯周病はギネスブックに載っている病気です。

なぜでしょうか?

答えは・・・

『世界で一番罹患患者が多い疾患』だからです。

世界にも同じ苦しみを持った方が大勢いるということです。

我々、歯科医療従事者は、悩んでい患者様に、少しでもよく咬め、よく笑い、健康でいられるよう、最大限のお手伝いをいたします。

まずはご相談いただき、検査してみましょう。

その後、あなたに合った治療法を作っていきます。

投稿者:陽のあたる歯科(hinoataru.com)