院長コラム

銀色の詰め物・被せ物 -審美歯科はみよし市の陽のあたる歯科

2015.05.11

暖かい日を通り越して、急に暑くなってきました。

 

体調管理に気を使わないといけないと思いながらも何もしていない後藤です。

 

 

 

さてさて、今回は保険の詰め物、被せ物の話です。

 

皆さんが『銀歯』というものです。

 

昔から現在に至って、保険の詰め物、被せ物と言えば銀色でした。

 

これは、保険で使用できる金属が決まっているからなんです。

 

今も変わらず銀色のものは、『金銀パラジウム合金』を使用しています。

 

数年前に、レアメタルという名でパラジウムが話題になったことがありました。

 

パラジウムは文字通り、レアなメタルなんです。

 

年間の採掘量は、金の10分の1程度。

 

日本ではそんな貴重な金属を歯の詰め物に使っているのです。

 

たまに患者様に言われます。「昔はこんな値段じゃなかった」と。

 

保険点数の改正の頻度はあまりありませんが、最近の金属代の変動(上昇)により、半年に1度の変更があるくらいです。

 

そのため、国も金属を減らそうと考えているみたいで、『将来的には詰め物、被せ物は保険から外される』・・・なんて噂も。

 

金属アレルギーの出現の方も多いみたいなので・・・

 

でもそうなったら歯科界はどうなるんですかね?

 

 

銀歯の詳しい特徴に関してはまたの機会に!

 

 

 

そうならないことを祈るばかりです。

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投稿者:陽のあたる歯科(hinoataru.com)