院長コラム

銀歯の特徴 -虫歯治療はみよし市の陽のあたる歯科

2015.09.19

すっかり秋の様相が・・・

 

皆さんは何の秋ですか?

 

すっかり食欲の秋の誘惑に頭を悩まされている後藤です。

 

 

 

今回は『銀歯』の話。

 

以前にも銀歯の材料については書いたことがありますが、今回は銀歯の特徴について。

 

銀歯は健康保険で適応されている修復物(部分的な詰め物)、補綴物(被せ物)の1つです。

 

余談ですが、修復物、補綴物が保険で行える国は、世界的に見てもほとんどないんですよ。

 

・・・余談でした。

 

前回お話したように、銀歯は『合金』であるため、いくつかの種類の金属が混ざっています。

 

その中で、『パラジウム』という金属があるのですが、名前を耳にしたこともあるかと思います。

 

一時期話題になありましたが、レアメタルとか、レアアースとか呼ばれていたものです。

 

問題は年間の採掘量が少ないという事。

 

金の採掘量の数分の1とかでしかありません。

 

保険治療用金属なんですが、年間で数回、金属代分の保険点数の改正があります。

 

「昔はもっと安かったと思う」

 

と言われる患者様のみえますが、その通りで、改正で安くなったことはほとんどありません ・・・ってか、僕は記憶にありません。

 

でも、保険でできるからといって、歯に金属の詰め物、被せ物を入れる国も少ないんですけどね・・・

 

そんな銀歯の特徴は・・・

 

1、硬いので詰め物や被せ物が割れにくい

2、見た目が悪い

3、金属イオンが溶解してお口の中に流れでる。

4、ブリッジにも使用できる

 

その他もありますが、大きく分けてこのくらいでしょうか。

 

特に3の特徴は、金属アレルギーの原因になったり、歯茎が黒くなったりします。

 

金属も最近では嫌う方が多くなってきました。

 

芸能人が真っ白な被せ物を入れているからでしょうか?

 

それともお口の中に関心を持つ方が増えたからでしょうか?

 

 

僕らの立場からだと、関心を持つ方が増えたら、この上ない幸せです!

投稿者:陽のあたる歯科(hinoataru.com)